2005-02-19

魅惑のパラダイス「淡路島」:長すぎるっちゅうねん

その1:序章

淡路島に行きます。目的は「淡路牛爆食ツアー」
新年会でグルメツアーに行こうって盛り上がった。だから。それで。

でも。
まさか2月に行くとはその時は思ってなかった。春と思ってた。

ほんで。しかし。
昨晩から降り続ける雨と、三宮に9時集合。つまり6時起き。
寝られへん。やることなんやかんやよーけある。出来てへん。遊んでる場合か?俺。
やる気ゼロ。テンション低低。

さらに。
2月の寒さと明日も降り続くであろうこの雨。
そんな中本当にBBQ?揃いも揃ってラッキョが転がってもおかしくもなんともない年齢の人物が集まってそんなことで楽しいのか?と不安に駆られ「雨でもやるん?」とメール。遠回しに「中止しようや」的。めっちゃネガティブ。ごめん。したら返事。

「み なサマほぼ同時に同じお問い合わせ頂きました。うーん、牧場のバーベキューするところは屋根があるので雨はしのげるのですが2月の雨の中、バーベキューを するテンションを保てるかにかかっています。しかーし!私は保ってみせます。皆さんも頑張ってください。という訳で決行とします。(降ったり止んだりみた いですし)。」

あっちょ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!
みんな同じ不安を持っているのにもかかわらず無理矢理決行宣言。
わははー。さすがっ。て、いうか、それで初めて気がついた。

牧場のバーベキューするところ

え。なに?

生きた牛みながら牛食べるの!?

ってことで、気がついたら夜中の1時。今3時。もう6時まで起きてよぅ。
明日、車の中で寝よ・・・・・←旅行してるのに一番うざいやつ。いつものこと。




目が覚める。覚める?うわ!冷める。しまった!寝てた!何時?
8時。俺 in kyoto。アウトー!!

あうあうあうあう。今起きましたあうあうあう。今からいくと11時であのそのもう行って来てください。あのあの頭割りの交通費はのちほお支払いいたしますんであうあうあうあうあうあう。

電話の向こうで大笑い。
「ど うしよっかなー。みんなが集合してから決めるしとりあえず用意してJR向かってー。新大阪か舞子浜で落ち合うっていう手もあるしー。いやー、ぶっちゃけ俺 も9時に集合したらむこう着くのん10時半やし、そんな時間から肉ってのもどうかなーって思っとってんかー。丁度いいかもー。」

・・・・それなら最初から11時集合にしてくれよん。
そんなこんなで心暖かい皆様に迎えられ三宮で合流しいざ淡路へ。
インドアーなわしら。こんな朝からドライブってないよね。テンション全員低め。


曇ってて水平線もみえません


「淡路島にはパラダイスがあるらしいで!」
「パラダイスゆうたらあれか!ナイトスクープか!」
「さすがやな。パラダイスでわかるとはな。場所はしらんけど噂で聞いた。」
明石海峡大橋を無理矢理感動しながら渡り、”小学校の時に行った”という運転手の牧場へのかすかな記憶をたよりに雨の中を走る。



その2:「哀愁の淡路牧場」


 
仔牛のベコちゃん乳飲まし体験あり

 
せつない・・せつなすぎるポニー

 
小動物園には鶏とインコとうさぎしかいません。

 
新手のストラップ?と、これが問題のPOP


シュールな作品です

 
窓の外の仔牛をみながら
彼らの親かもしれない肉を食う

 
メインイベントの乳搾り会場
と、
その横にある死ね死ね団(稲中)号


そうこうしているうちに今回の目的地淡路島牧場到着。人っこ一人いない現地に不安を覚えながらもすすんでいくと牛ちゃんが。ちょっとはしゃいで牛ちゃんと記念撮影。かぶってた帽子を食べられたり。触れあいのスタート。かすかに聞こえるBGMが加山雄三っぽいけどま、いっか。導入部分オッケー。

向こうに見えるは「ポニー乗馬」。なかなか牧場らしくなってまいりました!と近づくも肝心のポニーはせつない瞳を潤ませながらうなだれたまま微動だにせず。ちっともせず。しばらく見てるが全く動かず。みてる我々までせつない気分。BGMはテレサテン。せつなさ増長。

せ つない気分のまま進むと小さな芝生でミニブタちゃん休息中。お。と思って近づくも、小雨の中休息どころかガタガタガタガタ震えていて、とうぜんせつない目 をしています。うわ・・・・と思っていると後ろから来た家族の柴犬とレトリバーに臭われたりあおられたり。ちぢこまってしまってかわいそう。誰か小屋に戻 してあげてください。せつないから。

で、淡路牛乳の試飲コーナーへ向かう。淡路牛乳のパックからサーブされる新鮮な牛乳を頂く。
ふと目をやると手作りのPOP
「私たち頑張るからみんな乗ってね。ポニー乗馬520円」
あっちょ〜〜!
「頑張るから」って言われたら!そんなん言われたら!せつなささらに倍!

とりあえずメインイベントの焼き肉会場へ。
一 皿目は非常においしかったですが(牛には申し訳ありませんが)追加注文した2皿目の肉は凍ってました。そうこうしてるうちにお隣では町内会で参加されたら しき団体が「バター、チーズ手作り体験」を開始。食べ終わってやることもないからがっつりがぶりよって見学。向こうが訝しがるぐらい。

な にやらカップを渡され、全員が一斉にカップを振り出す。あまりはしゃぐことなく20分が経過。どうやらバターと低脂肪乳に分離したらしい。低脂肪乳を飲む 人。バターをクラッカーにつけて食べる人。まだ振ってるどんくさい人に別れ始める。しばらくみていたが「うわー!おいしい!」「新鮮っ!」という類の声は 一言もあがらない。え?そこ、感動するとこ違うんやろか・・・チーズ作り体験が始まると同時に我々退席。

外にでてみると
「うわ〜〜〜〜〜ん!!!!!帰りたい〜〜〜〜!!」
と子供が大泣きしていたのがこの牧場のシュールさを物語っていた。
なんとも曇り空の似合うシュールな牧場だった。

※あとで聞いた話によると(ニッシーから)春〜秋の晴れた日にいくととても爽やかで楽しいんだそうです。ちなみにニッシーはバター作りを体験したらしいです。感想を聞くと、「うん、そんなもん。でも頑張ってテンションあげといたけどね。」ってさ。





その3:「パラダイスへの道」



何と比較して「3倍」なのか


オンタイムで見てました!

 
円盤を投げて厄をよけるUFO神社と怖いオブジェ
今回円盤もらえませんでした。

 
まさに手作り。ほんで高いし。

 
狸物が多い。壁の絵も狸にまつわる昔話


いきなりヤマトかよっ!!!!!!!!


いよいよ行きます!


牧 場を後にして、やることもなくあるかないかわからんけど「パラダイス」をめざす。とりあえず水仙郷の中にあるらしいので水仙郷をめざす。到着するも小高い 山に細い路が。この雨の中あんなとこまで登る気力ないよな。ってことで即却下。「パラダイス」なき今どうしようか?とりあえずカーナビに登場した「モン キーパーク」に向かう。

荒れる海をみながら海岸線をひたすらはしり「モンキーパーク」到着。
閉鎖中。

・・・・・・・・やることないやん。
・・・・・・・三宮帰ろうや。
・・・・・淡路島まできて滞在時間短すぎへん?
・・・洲本でも行ってボーリングでもしますか。

山を越えて洲本へ。
海も山もあっていいね。淡路島は・・・とかいいながらぐねぐねと山を登る。すると「ナゾのパラダイススグソコ」という手書きの看板が!!!!!!!!


うおおおおおおおおお!!!!
全員一気にアドレナリン分泌。ぐいぐい山を登る(車が)


でました!
「3倍おもしろい ナゾのパラダイス 立川水仙郷」

これやこれやこれやーーーー!!!
日本全国パラダイス多けれど、わしらの目指すパラダイスはこれじゃああああああ!!
看 板下にいたおばちゃんが「何?あんたらパラダイス行くんか?ほな500円ここで払って」と言われ500円払って水仙まんじゅうをもらう。車で少し降りたら なぞの神社とナイトスクープで紹介されましたの「ちんちん音頭」石碑。右側の「たけしとさんまの・・・・」の石碑はぶっこわれたまま放置されてた。

暴 風雨の中記念撮影をし、ぎゃーすかはしゃいで民族資料館へ。資料館の中はがらんとしてて狸物とお土産となんや民族の資料っぽいものと謎の壁画。着いて間も なく「閉めるで」と言われたのでいよいよ「はーはー笑うところ・おしべとめしべのことを学ぶところ」の「パラダイス」へ。ナイトスクープで見たとおり!記 念撮影するもここにはのせれませんので各自適当に調べてね。もしくは行って来て下さい。

パラダイスを堪能。目的達成し、帰宅の途につく。ちなみにパラダイスを後にした際は全員ぐったり。
以上、集中力切れてきたので、淡路島体験記終わり。


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