先程、ファイルを買おうと思って、町に出ましたところ、「京都まつり」なるものが御池通り界隈で開催されておった模様。
市役所の辺りで、「あ!アンパンマンだ!」と言って子供がうれしそうに駆けだした先を見ますと、長身細身の男子(であろう)がアンパンマンの役をやり終え、疲れ切ってだれだれと歩いておりました。(しかしこの長身細身にあの顔を装着した時の違和感ときたら!)
ふと、前をみますと、うさぎちゃんやらパンダちゃんやらバイキンマンもだれだれと歩いておりました。子供達は、アンパンマンやらバイキンマンやらうさぎちゃんがいるだけでうれしーので、だれてようがそんなことは関係ありません。うれしそうに、一目散にキャラクターめがけて島津製作所の辺りから一生懸命走っていたのです。
するとどうでしょう!
こともあろうか、市役所裏を曲がった途端、うさぎちゃんも、パンダちゃんも、バイキンマンも一斉に頭の着ぐるみを脱いでその、いかつい汗だくの疲れ切った笑顔もえの字も無い顔をさらけ出したではありませんか。
なんてゆーかな。夢、破れる。って感じ?
現実をみたって感じ?
サンタクロースはパパなんだ。みたいな瞬間?
力一杯走っていた子供はそれを見てピタっと止まり、目を丸くし、目の前にいる「人間の頭とうさぎちゃんの体」というケンタウロスのようなわけのわからない物を理解しようと一生懸命。
おまえら脱ぐ時は楽屋に入って、子供から見えないところで脱げっつーのバカ。
2003-10-26
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