2005-06-12

5/23〜6/5

日本デー

 デュッセルにはチャイナタウンならぬヤパーニッシュタウンみたいなのがあって、日本人がやたら多いです。
だから日本食材も案外すんなり買えるのですがお高いです。私ん家の近くのスーパーにも「日清やきそば」の袋入りの分があってきちんと「日本の味をそのままに!」とか書いてあります。でもこれは日本人の多いデュッセルならではらしくてミュンスターのスーパーでは絶対ないそうです。
で、毎年デュッセルでは「JapanTag」なるものがあって、この祭りのメインの「Japanisches Feuerwerk(花火)」はデュッセルの人達はかなり楽しみにしているそうです。展覧会の時に挨拶をして下さった日本領事館の方が「このお祭りは去年、ヨーロッパのお祭りベスト30の中に入ったんですよ。花火も東京の職人さんにお願いしています」とおっしゃっていました。今週の土曜日は待ちに待った「Japan-Tag」です。





「Japan-Tag」


ヤンが喜んでるフライヤー


くずれたあんぱんまんみたい。


ほんわかな池


かもの子供が泳ぎの練習


カードゲーム大会



胴着が乳になってるんですけど


あ!カブキ者だ!


相撲大会
浮き輪がお相撲さんのお腹なのね


NARUTOのコスプレ


この人ら暑い中ずっとこの格好


たぬき合戦ぽんぽこ


あ。すごい写真撮ってもた


それはあくまでも割り箸ですから


渋サ登場
ヤンおおはしゃぎ


渋サ


渋サ


渋サ


花火を撮ろうとしたら
前の禿親父にフラッシュが反射してもた


ゴオルデンシャワー


甘いおすし


甘いおすしその2


さようならあゆみこ日本ウィーク


ゆきえさん到着です


このおじさんのお陰で私達はこのレストランに


ケルンの大聖堂
















5/23 Mon
 何をしていたかはっきりとは思い出せない。確か調べ物をしていて必死にドイツ語を調べて読んでいた。美術館行ったら月曜定休やった。少し街をふらふらした。展覧会が終わったのでせぃせぃして観光してる自分が可笑しかった。今週、sevensというショッピングモールでは日本ウィーク開催。SUSHI ODER SUMO 「寿司か相撲か」WARUM「どうしてか」のキャッチフレーズ。ちなみに本日の催しは「カードゲーム。遊戯王カード大会」でした。黙々と遊戯王のカードで対決しているドイツ人。聞こえる音はカードをひっくり返すペタペタって音だけ。笑けた。

5/24 Diens
 とある目論見があってじわじわ実行に移すも己の馬鹿なミスで失敗に終わる。
 夜、オリバーとカチャと一緒に「なにわ」というラーメン屋さんに行く。このラーメン屋の噂は宮シチーから聞いていた。ただちょっと高いとの事だったので特に行ったりしなかった。オリバー達もここの味噌ラーメンがお気に入りらしい。綺麗なお店でとても繁盛していた。従業員さんは私には日本語で対応。メニューも何も言わずに日本語メニューをくれた。客層もカウンターは仕事でこちらに来ているであろう日本人が日本物の雑誌を読みつつラーメンを食べている。日本と同じ風景。テーブルにはドイツ人らしき人々がわいわいとラーメン定食を食べていた。餃子定食を注文。11.5ユーロかな。日本の値段と比較するとちょっと高め。でも味は良かった。
 その後もう一軒2人のお気に入りの店に行ってのんびりお外でビールを飲みつつ話をして帰ってきた。ちなみに2人は7/1〜21迄自分たちのプロジェクトの為に東京に行くとの事。
**オリバーとカチャは写真作家なのです。
Oliver http://www.os66.de
Katja  http://www.ks68.de


5/25 Mitwoch なんで水曜日はtagがつかないのダロ...

 今日は朝も夜も電話ばっかりしまくっていた。朝はVISAの件で。夜は連絡すべき人に。そろそろ出国の具体的な日程を決めていかなければ行けない。早いなぁ。
 夕方からふらっとギャラリー廻りに。少しへんぴなところにポツンとあるギャラリー。ギャラリーのオーナーさんに日本人か?と聞かれる。このオーナーさんには何人かの日本人の知り合いがいるらしく日本に対して興味があるらしい。っで、「彼も日本人。彼の画像はある。」ってみせてくれた作家がどっかで聞いた名前やなーと思ってたらこないだまで働いていた大学の卒業生だった。こんなとこで彼の作品を見れるとは。彼の作品を京都でみたギオーナーさんが気に入ったらしい。ポートフォリオを撮影した画像をみせてくれたけど色んなことやってておもしろかった。彼もドイツでプロジェクトをして、そして展覧会をしてたらしい。親子もしくはお母さんとかお婆さんとかの写真を撮って、それで童謡を歌ってもらうってその写真とCDをプレゼンテーションする。こういう感じはおや?どこかで聞いたような。て感じではあるけど社会と積極的に関わっていこうという姿勢がいいなと思った。
 ちょうどその前の日に周君から(彼はミュンスターの美大で写真を学んでる)ドイツでは作品がどのように社会と関わるか、関わってるかといった事に重点をおかれるけらいがある。って話を聞いていて、作品のあり方みたいな話をしていたのでタイムリーだったのであった。オーナーさんがmasahiroは6日にこっちに来るから来たら連絡してあげるよ。と言ってくれた。こんな風にぽこっと知ってる人(微妙な知り度ではあるけど)に遭遇するなんてスゴイってにやにやしながら帰った。

5/26 Donners

 きょうは祝日。ドイツの5月は祝日が多い。木〜日にかけてちょっとした大型連休。お昼からギャラリーにいた。さすがに全然人がこなかった。
 が、清水さんが来て下さった。清水さんとはネットを通じてこちらで知り合った。作業用に購入したプリンター(オフィスから借りることができなかった)をネットで売りに出したのです。昨日、動作確認に来られた時に少し話をしていて、展覧会にも興味をもって下さり、わざわざお友達と来て下さった。
 このお友達のトーマスさんは心理学者さんで、思いもかけない感想や質問をたくさんされた。トーマスさんの質問も、それに対する私の答えも、清水さんが的確に通訳して下さって(清水さんはこちらの大学で日本語の先生をしていらっしゃる)以前から知り合いかの様にたくさん話をした。

 自分でも驚いたのが普段あまり話さないような事や自分でも忘れていた様な事をが次から次へと思い出して、そしてそんな色んな事を初対面の人にたくさんたくさん話していたということ。私にしては珍しいと他人事の様ですが思った。
 今日話した事、質問された事は私にとってとても大切な事で忘れてはいけない様な気がしたので帰ってから覚えてる限りを書き上げてみると
とてもたくさんのページになって、ほんとうにたくさんお話したんだなと改めて思った。
 こちらに来て色んな人と知り合ったけれども、(例えば友達の友達を紹介してもらったりとか、何かの縁でぽこっととか)みんなすごく素敵な人達で、どの出会いもとても大切で、縁って不思議だなぁと思った。旅の醍醐味というかなんというか。面倒くさくて旅とかしなかったけど、旅っていいな。と思った。そんな事を考え出すとドイツに限らず今まで出会った全ての人との不思議なつながりこそ感謝しなくては。と改めて深く思った。

5/27 Frei

 今週初めにポーランドに電話をした時に、トメックさんに「7/3に日本へ帰るからその前にポーランドに行きたい」と伝えると、こちらの展覧会は3日からなのだから(このグループ展に私のドイツでの作品を展示して戴けるらしい。かも。)その前に帰るのはばかげている。少しくらい遅くなっても大丈夫だと思う。心配なら招待状を書くから延長できないか日本領事館に聞いてみて。と言われた。ので、じつは今週の午前中はそんな電話を領事館やら色んなとこにかけて調べていた。水曜に日本領事館の角田さんに聞いてみたところ、やはし、領事館にはその様な力はないのでそれは外国人局あるいはフランス大使館に聞かなければならないと言われた。で、今日の朝も電話していたが案の定たらいまわしにされた。大使館とかはいつもそう。HPで調べた電話番号にかけると「あぁ。VISAの件は直通電話にかけて頂戴。」ぼけー。ほな大使館HPに直通電話の番号載せとけー。こっちは国際電話しとんじゃー。2時間しか空いてないから時間との戦いなんじゃー。しかも時差7時間なんじゃー。と自分本位に怒る。で、結局少し早くなった帰国日がまた少し遅れる方向になりそうです。でも祭りには帰ります。
 それと、昼間にスニーカーを買った。こっちに持ってきたのは底板がはずれてる様な大概汚いスニーカーだったけど、今まで買うのをためらっていた。でも買ってもいいか。と思うのに出会ったので買ってみました。ま、どうって事ない話ですね。
 ギャラリーに3時間ぐらいいる。本日のお客さんは近所の子供達。どうせ誰も来ないと思って手紙を書くのに必死になっているとうっかり鍵を閉め忘れていて、子供達が「Was machen sie?(何やってるの?)」と入ってきた。あちょー。子供はドイツ語しか通じないから話が出来ない。一応なんとなく説明するけど発音が悪いから子供達も聞き取れない。そうこうしてるうちにギャラリーの中を走り回って暴れ出した。やばい。「nicht rennen!!」って言っても通じない。ものすごく暴れて、作品にぶつかった。げ!と思って何度も「nicht !!」とか「nein!!」を連呼する。少しわかったみたいで、私のペンを取り出して自分たちの名前とかを書き出した。それやったらまだいい。と思ってたら今度はペンをもって走り廻り始めた。ほんとーにやばい。しかもヒートアップしてしまって「nicht rennen!!」も「nicht !!」も「nein!!」も何を言っても聞いていない。だんだん私も子供相手に殺意を覚える位腹がたって急いで辞書で「やめろ」を調べる。「Aufhoeren!!!!!!」って怒鳴るとおとなしくなった。が、10分もしないうちにまたヒートアップしだしてまた走り回りだした。結局むかいの家のお父さんが気がついて子供達を怒鳴りつけて追い出してくれた。二度と鍵は開放するまい。
 夜にブッパタールにピナバウシュを見に行っていた周くん(先週、ギャラリーに来てくれた友達の友達の中川君。)が来た。どーせ明日もデュッセルに出てくるからミュンスターに戻るのは二度足を踏むので泊めて下さいと言うことで。ピナバウシュでの感動を語ってくれた。

5/28 Sams

 今日は「Japan-Tag」暑い。昨日と今日はものすごく暑い。今日に至っては朝から暑い。外に出る気がしない。朝から2人でブータレブータレ暑さに対して文句を言う。こんな暑い日は外に出る気がしない。んが、しかし14時にマルタとヤンと待ち合わせ。8ユーロ位でアジアビュッフェが出来るレストランがあるからみんなで行こう!というマルタの提案。
 私も周くんも暑すぎてサンダルを買いたくなったので少し早めに街へむかう。が、色々あって靴屋さんにはいけず。マルタとヤンに会うと、あゆ宮シチは15時にしか街に出てこれないので1時間の余裕ができた。ライン河の側で色々催しが見れるから行く?と聞かれる。ちなみに周くんは語学学校の友達との待ち合わせが15時なので「私達はサンダルが欲しいので靴屋さんに行きたいです。」と恐ろしくマイペースな我が儘を言う。マルタとヤンとは再度15時に待ち合わせる事に。ちなみにサンダルは結局購入せず。
 15時に全員揃う。マルタとヤン、私、あゆ宮シチ、そして周くんとその友達の台湾からの留学生の女の子4人、と、その彼1人。総勢11人。ドラクエ並みに人数が増えとるがな。台湾からの留学生の女の子4人+その彼の5人はミュンスターでご飯を食べてきたので私達とは別れる。結局マルタ、ヤン、あゆ宮、周くんの6人でアジアンビュッフェに行く。えーっと、お味はそれなりで。油っこくてきつかった。
 で、いよいよ「Japan-Tag」へ向かう。2005年のサブタイトルが「Manga und Anime」だったらしく、街中で日本アニメのコスプレキッズがうようよしていた。*ちなみに最後まで「Japan-Tag」を見ていたがプログラムの中で「Manga und Anime」を感じたのはドラえもんとかアンパンマンの形した花火のみでそれ以外は全く感じられず。ちなみにこの日の街中は
「必勝」「闘魂」などと書いたハチマキしてるドイツ人
ゆかた着た日本人
本気コスプレ部隊
が目立ったけれども何気に普通に見えるドイツ人もなにかしらカタカナの入ってるTシャツとか着たりしてさりげなくおしゃれのテーマに日本を取り込んでいた人が多かった。ほんと、多かった。どでかい漢字の「鹿」って書いたTシャツを着た人とすれ違った時は思わず背中を確認した。「馬」って書いてあることを期待したが書いていなかった。おしいな。おしい!に、しても「鹿」って・・・・
 さてさて色々催しをみてまわった後いよいよ私の最大の楽しみ「渋サ知ラズ」のコンサート。めっちゃよかった。最高だった。ところで話は戻るけれど、最初にヤンに会ったときにMANGAのフライヤーを渡された(2番目の画像参照に)。「日本の男の人はこの格好で泳ぐんだろ?」と言うので一生懸命「これは、アブノーマルです。ノマールではないよ」と宮シチと説明していたのだけれどもわかってなかったっぽかった。なので渋サが出てきた瞬間、ヤンが大喜びして、「ヒザーーーコ!!!セクシーを見つけたよ!」とわざわざ遠くから報告してくれた。たぶんヤンは日本人男性はみんなふんどしだと思っているに違いない。うれしそうやったのでそっとしておこう。
 渋サが終わったらいちおう盆踊りのプログラムがあって、やぐらの様なステージをくんであった。「みなさん!このYAGURAのまわりで輪になってください!」ってステージの上で説明をしているものの、どうやらドイツ人にはその輪が一体どんなものなのかわからず、いっこうに輪はできない。みんなぼさーーーーっとYAGURAの上のおばちゃんをみている。時間もおしてる事だし無理矢理振り付けの説明をしていたけれど、その後、盆踊りは無事開催されたのだろうか?私達は花火を見る為に移動したのでわからないが。たぶん出来ていないと思う。
 花火は東京からプロの職人さんがわざわざデュッセルドルフの為に作った花火を持ってきてくれたそうです。
Card Magic
Magical Flower
Kid s Masic
Das Finale(Golden Shower!!!!! ←黄金シャワーってある意味やばい(お下劣失礼))
の4部構成30分。ライン河越しに見る花火は日本の見上げるそれとはひと味違いました。とても高く、広く大きな花火でした。終わった瞬間、拍手がわき起こっていました。そして、台湾から来た留学生達は感動のあまり泣いてしまいました。彼女達は花火を見るのは人生で2度目だったそうです。帰りに周くんに「今日は誘ってくれてありがとう。とても感動しました。」と何度も何度もお礼を言ってました。すごく純でかわいかったです。
 ちなみにこの日は近郊からもやたら人が来ていた様で、街は人が溢れ帰っていて、歩くのもままならぬ位でした。それだけみんな楽しみにしているって事ですね。いや、でも良かったです。来年は5/20だそうですからその頃デュッセルに行く機会があれば是非行って見て下さい。

5/29 Sonn

 美術館を二つほど見に行く。オリバーとカチャに偶然出くわす。その後ラティンゲンのあゆみこのケーキ屋さんへ。あゆみこは今月でお仕事を辞めるので最後のあゆみこケーキを戴きにいく。今週、「FEIT」ではあゆみこの最後の週ということもあり、「日本ウィーク」開催中。ケーキの上にひらがなやカタカナが載った「Suesses Sushi(甘いお寿司)」が売られていた。ちなみに文字に意味はないそうです。あゆみこがいない6月頭もこのウィークは続くのでドイツ人でも書けるような文字を適当にあゆみこの同僚が選んだとのこと。「タ」と「ま」と「も」があった。その後、家に行ってしばらくうだうだしてご飯を食べて帰る。あゆみこと周くんは店員さんに何か言われたら即反応するけど私はまったく無反応。宮シチはたまに反応している。その様子がなんかおもしろかった。そうそう。ラティンゲンにむかう電車の中でおばさんが何か私に向かって話しかけてきた。周くんが通訳してくれたところによると「その服どこで買ったの?」らしい。「えーっと、近くのフリマで5ユーロで買いました」「うーん。素敵ね」らしい。ほめられちゃった。にひ。ほめられたのは服だけどね。にひ。

5/30 Mon

 オフィスに行くつもりが中々電話がつながらず。ドイツってアポイントメント大事にするらしいからいきなり行ってもなぁと思ってもだもだしている。そうこうしているうちに大雨が降ってきたので面倒くさくなってきてやんぴにした。夕方、「IKEA」に行こうとあゆ宮シチから電話。是非とも行きたかったので願ったりかなったり。お土産やら自分用やらでこまごましたものをポイポイ買い物鞄に放り込む。何かのタガが外れた感じ。レジに品物を並べた時に、あほみたいにおもちゃばっかりずっちゃりと買ってて自分でも驚く。30越えてこれはないやろ。的。自分でもものすごく恥ずかしくなった。うしろに並んでいたおばちゃんが笑っていた。さらに恥ずかしくなった。

5/31 Diens

 午前中はWEBギャラリーの宣伝メールなどを送信。一部文字化けして届いてしまった方へ。申し訳ありませんでした。ちなみにAOLって同時送信、5名までなのですね。携帯電話なみですね。不便ですよ。
 お昼にとある企みに再びチャレンジ。またもや失敗。その後オフィスに行って今後の事などをさくっと相談。その後、ぶらぶらと歩いて街中でやってるインスタレーションなどを見る。ラティンゲンに荷物を届けに行き、ついでに来週末に行くBerlinなどについて相談する。

6/1 Mittowoch

 お昼頃ラティンゲンから戻る。夜はChristophさんとやっと会う。Christophさんとのつながりも不思議なもんで。大阪で、おーにっくんの個展のオープニングに行った時に、たまたまギャラリーのオーナーさんのお家に旅行で泊まっていたJoachimさんという人に会ったのだけど、その友達がChristophさん。私が4月からドイツに行くという話をするとChristophさんも4月に東京からドイツに帰るから、彼もデュッセルに勤めてるし日本語も話せるから彼に困ったことは相談すればいい。と紹介してくれた。日本を出る前にChristophさんからメールをもらっていたのでこっちに着いた時に連絡を入れて、じゃーご飯でも食べに行こう!ってなっていたのだけど、Christophさんがあまりの忙しさに時間がとれずそうこうしてる内に私も忙しくなって、結局今になった。日本語がベラボーにうまかった。Christophさんはケルンに住んでいるらしい。ケルンのビールグラスはガラスが薄いから、グラスのふちで乾杯をすると割れてしまうので、ケルンの人は乾杯はグラスの底をカチンコするそうですよ。「デュッセルのビールよりケルンのビールの方がおいしいよ!」と言っていました。

6/2 Donners

 ちゃんとしたフィルムを買う為にプロラボを何軒かまわる。結構歩いた。Hbfの近くを歩いていると偶然、あゆ宮シチに出くわす。その後ギャラリーに。誰もこないし歩きすぎて疲れた。あゆ宮シチが電熱器を取りに来たのを機に家に戻る。たいしたことない一日。明日はゆきえちゃんが来るので楽しみです。

6/3 Frei

 本日ゆきえさんフロム曾根崎無事到着。では電車でお家に向かおうと駅のホームで待つこと約1時間。電車が来ないなぁと思っていたらICE(新幹線みたいなやつ)専用乗り場で待っていた。ゆきえさん。疲れているのに申し訳ない。電車の中でお土産にもらったうまい棒を食べる。夕方、ドイツ料理を食べに街に出る。あゆ宮シチと合流。ゆきえさんは「あゆ」「宮」「シチ」と3人いるのだと思っていたそうです。違います。2人です。どこでご飯食べようかぁとうろうろしていると、とある店のテラスに、でっかい肉の塊(ハクセンと呼ばれる料理)を前に微動だにせず、っていうか寝てるんちゃうか?というおっさんに4人の視線は釘付け。おっさんのその後が気になるのでこの店でごはんを食べようということにした。
 私達は焼いたハクセンとザウアークラウトとポテトピューレを注文。お腹が空いてたのでがっつり喰う。ちなみに例のおっさんは全然動かないのでお店の人がとうとう、「ご飯が来ましたよ!」と起こしていた。おっさんは結局食べては寝て、食べては寝てって感じやった。途中よだれとかたらしてた。とうとう、最後、代金8.5ユーロを払えと店員さんに起こされる。でも、おっさんは「俺、すでに払った」と言い張り、しばらく「払った」「払ってない」という問答が続いたが、おっさんは5ユーロだけ払ってふらふら出て行った。絶対払ってないと思います。おっさんは夢の中で払ったのだと思います。ちなみにドイツではあまり飲んだくれてつぶれている人を見かけません。だからこのおっさん、珍しかったです。
 えーっと、関係ないんですけど、ゆきえさんに言付けた母の品にちいさなうちわの手紙セットなど色々「和」な品物が入っていたのですが、それに付属していた手紙に
メモ用の便せんを見つけたので入れておきます。お世話になった人達に差し上げて下さい。郵便葉書、"うちわ"と思いますが街を歩くときにでもドイツの方々にプレゼントして下さい。
と書いてありました。お母さん。ありがとう。かわいいグッズ。喜ばれると思います。
 でもね、街を歩く見知らぬ人に配るのはさすがに怪しいと思うのでお友達にあげたいと思います。

6/4 Sams

 ゆきえさんとケルン観光に行ってきた。まずは駅に降りて大聖堂の大きさに息をのむ。なんしかでかい。そして中に入ってステンドグラスの美しさとか窓から入る光の美しさとか大聖堂の空気にさらに圧倒される。さすがに階段を上るのはやめにして、LUDWIG MUSEUMに。コレクションが充実していてとても癒された。ピカソの版画作品が多くあり、それがものすごくおもしろかった。美術館を出てライン河を眺めながらパンでも・・・と思いきや大雨に降られる。雨宿りしてショッピングゾーンに繰り出す。しばらくうろうろしてケルンのビールを飲もうと入ったピザ屋さんでは、店員さんが陽気でおもしろかった。日本から来たとわかると、日本語で話して!と言うので「グラスを下さい」と言うとうれしがってマネしてた。今度ケルンで日本の試合があるで!と言っていた。ケルン、雨に降られて少し残念。でもデュッセルドルフとはまた違う雰囲気で楽しかった。

6/5 Sonn

 今日はデュッセル観光。日曜なのでショッピングはできないからライン河と美術館を見に行こう!と街へ。今日も雨。駅を降りて歩いているとなにやら大会みたいなのが催されていた。どうやら子供の側転によるレースらしい。雨にもかかわらず盛り上がっていた。なんでわざわざ側転でレースするのかな?と思っていたがその後立ち寄ったツーリストインフォメーションにて謎が解けた。デュッセルドルフのマークで逆立ちしたジンジャーマンみたいなマークをよくみかけていたのだけれど、どうやらそれにみたてて側転なのではないだろうか。はっきり答えを聞いたわけではないのだけど、絶対そうだと思う。
 夜、作品を撤去しないといけないのでゆきえちゃんに手伝ってもらって作品を外す。その後、チーズとソーセージとビールに舌鼓。スーパーで買って安くあげてもなかなかおいしい。

[Deutschland]

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