2006-04-29

10枚の「小さな東京」

このサイトをのぞかれたとき、ジオラマ撮影の写真に見えましたでしょか?実はビルの屋上などから撮影した写真をフォトショップので加工しておもちゃっぽく、Olivo Barbieriの写真っぽくした写真だそうです。最近では本城直季さんもそんな作風ですね。現実と虚構の間を行ったり来たりするような、そんな視覚的幻覚とでもいうのか、不思議な感覚になる写真で好きな作家さんです。高層ビルから下を見下ろしたり、団地をみていたり、車窓から街をみていたりするとうわぁおもちゃみたい。ってしょっちゅー思いますよね。ちょこっとガリバー気分。

 ポーランドにて

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視覚的幻覚といえば、先日ジムでバランスのポーズをするときに、目をつぶって下さいって言われました。目をつぶった瞬間、それまで全くグラグラしなかったのに、急にふらふらしました。鏡に映った姿をみながら、人は、「目」でもバランスをとっているのだそうです。人ってすごく「視覚」に頼って生きてますね。いかに人は視覚に頼っているかということを実感してもらいたいなぁという思いから、初回の授業では(高校では今のところ挑戦できてないけど是非、実施したい)この「視覚」と、もいっちょ、「感覚」の、ちょっとしたゲームをしています。2人一組になって、1人が目をつぶり、もう1人の誘導だけで動くのです。大学の時にタイエ先生がやっていたものを私なりにアレンジしたものです。相手の手だけが頼り。自分はどこへ連れて行かれるかわからないし、相手のスピードで歩かされるからかなり、怖い。普段歩いているスピードでもとてもとても早く感じる。私は目を開けている方の人に、「相手の手を色んなものに触れさせてあげて下さい」って指示します。普段みなれているものでも視覚が省かれると結構わからない。視覚だけで判断せず、視覚以外の感覚全部使って感じながら把握していって、そうやって色んな角度から物事をみたり感じたり考えれる様になればなって思ってまず、こういったゲームをしているのですが、さて、今後、彼らにその成果はでるでしょか?かくゆー私も日々是精進。目かくしゲーム、簡単なので一度やってみてください。GWですしね!(注意点は目を開けてる人は誘導するスピードに注意ってことですね)

5 Kommentare:

Anonym hat gesagt…

小さな東京!!
おもしろーい。
なんか、わたしもやってみたーい。

むずむず。むずむず。

さすがですね。勉強になります。

pon hat gesagt…

>ダブルエイジママさん

ぜひぜひご家族で遊んでみてください。結構おもしろいです。

Anonym hat gesagt…

たーーくさんのぞき穴がある部屋があって、
そこからのぞいたら、こんな風景でした。って感じ。
とか、天の上から雲をかきわけかきわけしたら
こんな風景見えましたっていう神様な感じ。

本城直季さんの「small planet」さ、
本屋で見かけたものでぱらぱらめくって見たけど、おもしろいね、コレ。

Anonym hat gesagt…

今日、お気に入りのブログで面白いブログ見つけました。是非ごらんあれ。
笑いの壺おしまくり。
http://blogs.yahoo.co.jp/wokashi_dukuri/35371326.html
芸術の壺おしまくり。
http://blog.livedoor.jp/kotonarigama/

pon hat gesagt…

>nobu-oさん
なかなかおもしろいでしょ。神様的っていうコメントは新鮮ですね。

>ダブルエイジママさん
うおーありがとうございます。
笑いの壺おしまくりのかたのアバター、ズボンはいたはりませんね。
ちょっと、いきなり「あいうえお」できましたよ。今後じっくりみていきたいとおもいます。
芸術の壺おしまくり、こちらもよいですねー。
チョイスがよいっすねー。こちらもじっくり拝見させて頂きたいと思います。今後楽しみ楽しみ!